事業内容在来船・多目的船

いかなる貨物も、どこへでも輸送致します…これが在来・多目的船部の理念です。 創立以来、自動車専用船と並行してサービス網を広げ、現在に至るまで最も多くの地域をカバーし、アジア最大のネットワークを持つ社内でも最大規模を誇る部署です。

在来船・多目的船
在来船・多目的船

自動車専用船と並び、ECLの重量物輸送の主力となるのが、多目的船です。大型ランプウェイを装備することで重車両輸送を可能とし、また40トン吊りタンデム型油圧クレ-ン2基で最大80トンまでの重量物を安全、確実、そして迅速に搭載することが可能。また1991年以降の建造船では、このヘビ-デリックが1基あたり60トンに強化(2基で120トン)されています。本船は近海貨物船としては最大級の貨物容積を誇りますが、加えて縦30メ-トル、横12メ-トルの大型の倉口と、最大高11.9メ-トルという深い船倉で特殊貨物にも対応。さらに高強度中甲板に重車両等を安全に積載運搬出来るようにも配慮。16ノットの快速を活かして迅速な輸送を実現しています。

第一グループ・第二グループ

日本、中国、韓国からアジア各国向けに鋼材・雑貨・建機・プラント貨物を中心に定期配船を行っています。
また、2015年12月のASEAN共同体設立の流れを受け、120トンのクレーン船によるアセアン域内配船を定期化しています。

当社では、アジア各国に日本人駐在員と現地スタッフを置き、海上輸送だけでなく、現地での内陸輸送にも取り組み、お客様のニーズに応えるべく、きめ細かなサービスを提供しています。
どのような仕向け地、貨物でも、“安心してください。”最適で安全な輸送をご提供いたします。

アジアからの復航については、インドネシア、マレーシアからの合板、パルプ、バイオマス燃料の定期輸送に加え、インドやその他アジア地域からのバルク貨物とプラント貨物の不定期配船を行っています。
当社の復航については、アジアの中心であるシンガポールにて運航業務を行っており、出荷地に近い場所の利点を活かして、お客様のご要望にタイムリーに応えるサービスを展開しています。

米州部

ECLは1995年に在来・多目的船による米国、カナダ西岸向けサービスを開始致しました。今日に至るまで、長い年月を経て、多種多様なバルク貨物、プロジェクト関連貨物、特殊サイズの貨物を手がけ、その事業領域を広げて参りました。
現在では、日本とLONG BEACH/VANCOUVER BC/EVERETT間における毎月の定期輸送サービスを提供しております。
一方でECLはアジア域内の輸送網も充実しており、日本を積み替え拠点とした、北米から東南アジア向け輸送サービスも行っております。

上記に加え、米国現地法人のECL Americasはトラックによる米国内陸輸送の仲介業の資格も有しており、特に重量物や大型サイズの内陸輸送全般を得意としております。

米州部